占いが与えるもの
占いには実際に占い師を訪れて手相占い、タロット占い、水晶玉占い、姓名判断等で占ってもらうという方法だけではなく、テレビ、雑誌等の身近なにある物を通して気軽に自分の運勢を占うという方法もあります。
テレビの早朝の情報番組ではその日1日の運勢を情報として提供しています。
雑誌では週刊誌ならば1週間の運勢を、月刊誌ならば1ヶ月の運勢を提供しています。
テレビも雑誌も身近にある物であるがゆえに、それほどに占いに興味がない人でもこれらはつい見てしまうという人はいます。
占いは信じないという人でも自分の運勢が良いと予想されていることを知れば、悪い気分はしません。
その日1日の運勢が良いと予想されていることを知って、早朝から少し元気になる人もいます。
何か新しいことに挑戦しようとしている人はこの先1週間、1か月の運勢が良いことを知れば、挑戦する勇気が湧いてきます。
占いは人々に運勢を知らせるということだけではなく、人々に元気や勇気を与えるという役割も持っているのです。
占いってどんなもの?
占いとは運命や物事の吉凶、予言などです。
新聞や雑誌、テレビなど無料で見られるものから占い師さんにお金を払って個別にそれぞれの悩み事や相談事を占ってもらうものもあります。
占いは大別すると命(メイ)、卜(ボク)、相(ソウ)に分かれ、命は運命を占うもので生年月日、生まれたた時間、場所などを参考にします。
卜は人にかかわりのある事物を占うもので時間、事柄、方角などを参考にします。
相は現在の吉凶を占うもので視覚や図形など心理学的なものを参考にします。
占いは統計、天文学、自然科学、地理などいろいろ考えられていますがはっきりとした科学的な根拠はありません。
注意しなければならないのは、宗教と密接に関係しているものや悪徳商法、霊感商法に使われることも多いという点です。
また占いの内容は希望するものだけではありません。
占いに一喜一憂するだけでなく占いの結果を参考にして自分自身で物事に立ち向かい行動することが問題の解決や現状の打破につながります。